
新年明けましておめでとうございます。
年の始めのお慶びを申し上げます。
□ 新しい年を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は、辰(龍)年。龍が勢いよく天に昇りおおらかに天を駆けめぐるように、私たちも今年1年、明るく楽しく元気にやりましょう。
□ 平成24年度の政府予算案が発表されました。残念なことに今回もまた税金
収入だけではお金がまったく足りず、国家予算の半分は借金(国債)に頼ることになりました。一方、およそ90兆円に及ぶ歳出の半分は国債の利払いと、年金、医療、介護、子育て、福祉などの社会保障にあてられます。したがって、わが国の社会保障は殆どすべて借金(国債)によって賄われている計算になります。これは大変に由々しき事態です。
□ 社会保障、社会福祉は国が豊かである証しの一つです。発展途上国では十分な社会保障は望めませんし、毎日の暮らしが食うや食わずの貧しい国もまだまだ沢山あります。日本は世界でも屈指の豊かな国になりました。国民皆保険、国民皆年金、介護福祉制度などは世界に自慢できる優れた制度です。
しかし、この優れた社会保障制度がすべて借金で賄われているとなると、喜んでばかりいられません。借金で優雅な暮らしを楽しんでいる事になるからです。そんな生活はいつまでも続くものではなく、いずれ破綻・破産するのは目に見えています。一般家庭と同様、借金に頼らない堅実な生活を取り戻さなければなりません。皆で働き、もっと多くの税金を納め、老人や病人、障害者、社会的弱者、生活困窮者の生活を支えなければなりません。
□ こうした日本の危機的な財政状況に真剣に取り組まざるを得なくなり、ついに政府は「社会保障と税の一体改革」に乗り出しました。消費税、所得税、法人税、相続税、その他の税など、どのような形の増税になるにせよ、借金に頼らない堅実な財政基盤に立脚した社会保障制度を早く築き上げなければ、
将来の安心できる福祉社会は望めません。政治の知恵と実行力に期待します。
園長・常務理事 田中 潔